2013年2月27日水曜日
☆あの朝のひととき
8年前の2月、
私は、東京の赤坂にある
出版関係の会社に就職しました。
その職場のすぐ近くに、
神社があることを知った私は、
出勤前にお参りをするようになりました。
春はしだれ桜が迎えてくれて、
暑い夏の日には、セミの声がこだまし、
秋には、紅葉が目を楽しませてくれました。
都心にいながらにして
四季の移ろいを感じることのできるその場所を、
だんだん好きになっていました。
なかでも私が好きだったのは、冬の朝でした。
最寄りの地下鉄の出口から地上に出た瞬間、
張り詰めた冷たい空気が頬を撫でます。
かすかに聞こえる喧騒。
鳥の鳴き声。
冷たい空気と一緒に鼻から入ってくる
土や樹木の香り。
このような感覚に包まれながら、
社殿の前で手を合わせていると、
自分の心も、ピンとしてくるのです。
時に仕事やプライベートで
大変なことがあっても、
あそこに行けば、
いつもの自分を取り戻せる。
私にとってそんな場所になっていました。
今は現在の職場に移ったため、
その神社にはもう何年も訪れていません。
暦の上では春となり、
草花が芽吹く季節に、期待が膨らむ一方で、
冬の日の“あの朝のひととき”を懐かしく思い出す、今日この頃です。
(青年会中央部 金内 崇幸)
2013年2月26日火曜日
☆「いただきます」が、ききたくて
ある日のこと。
友人家族と妻が食卓を囲んでいた時の話。
近所に住む2歳の女の子が妻にこう言ったらしい。
「あ、かおり おねーちゃん、いだたきます 言った?」
言っていなかった妻は少しバツが悪そうに、
「いただきます」と言ったという。
それを聞いて私「フフ」とほくそ笑んだ。
そしてその夜、妻に、
「しんたろうにーちゃん、いただきます 言った?」
と言われ、絶句した。
なぜなら言っていなかったからだ…
こんなことがあってから、私たちの家庭では、
どこででも、意識して祈りをささげ、「いただきます」と言ってから食すようになった。
ものの本によると、
「いただきます」と食物に感謝の言葉を述べる習慣は日本特有のもののようだ。
キリスト教やイスラム教は食前に祈りを捧げるが、
それは神への感謝である(当然、それは素晴らしいことである)。
日本においては、
農家は心を込めて野菜を育て、
漁師は獲れた魚に感謝し、奪った命には供養塔を建てて供養した。
それらの恵みを無駄にしないよう、調理する人は、大根の葉っぱ、魚のあらまで利用した。
そういう、心と心の連続性の中で、食の文化は培われてきた。
食べる人の心の姿勢も正し、
「いただきます」と、心でも食物を味わおう、と思う今日この頃である。
(青年会中央部 岡田 慎太郎)
2013年2月25日月曜日
☆千里の道も一歩から
僕は、パソコンを使うこと全般が好きだ。
部品を買って組み立てたり、
プログラムを組んでみたり、
写真を加工したり、動画を編集したりすること。
それらは、始めからできた訳ではなく、
やりたいと思ったり、必要に迫られたりして
本やネットで情報を集め、
試行錯誤を繰り返して
できるようになったことばかりだ。
パソコンが苦手な人には、
特別に見えるかもしれないが、
少しずつ積み重ねてきたことで、
応用が利いたことと、
やれば必ずできるようになるという自信から、
苦手意識を持たずにこれたのだと思う。
また、できるようになったら
どんなに素敵だろうと想像し、
楽しみながら覚えられたことも
積み重ねてこられた要因だと思う。
仕事においては、そんな分野で役立てていると
思っているが、不得意な分野もある。
それは、文章を書くこと。
相当な苦手意識を持っている。
パソコンを楽しんで覚えた事とは相反して、
ことごとく避けてきた。
時間がかかるだけで、楽しめなかったからだ。
書けなくても、なんとかなるだろうと
ごまかしていた気もする。
しかし、今の職場にうつり、
書くことを、必要に迫られるようになった。
同僚が文章を書く中で、考えを自在に表現するのを見るにつけ、
感心し、比較して落ち込んだ。
このメルマガを書くのでも、
「わくわくを伝えれば良い」と言われるほど、
伝えられないジレンマで、かえって気持ちは「もやもや」した。
でも、もう避けるのは止めることにした。
言葉で、文字で、自分の思いを伝えたいと
強く思うから。
積み重ねることで、確実に書けるようになる。
それは、パソコンのことで既に体験済みだ。
想像してみる。
伝えたいことを、上手に組み立て、
自在に言葉を使い分け、文章を書けている自分を。
想像するとワクワクしてきた。
いつか、きっとイメージが現実になる。
そう信じて、一歩ずつ歩いて行こう。
(青年会中央部 田中)
2013年2月24日日曜日
☆それぞれの「ありがとう」
自分の体に“ありがとう”。
あなたは素晴らしい。
あなたのおかげで僕は毎日、
食事ができ、仕事ができ、本を読むことができる。
知らぬ間に呼吸し、鼓動し、
血液を運び、新陳代謝してくれるあなた。
本当に“ありがとう”。(柴田)
僕の顔、ありがとう。
昔は不細工で、大きいと嘆いたこともあるけれど。
笑い、泣き、怒る…
気持ちを伝えることができるのは君のおかげ。
眉毛も太く、鼻は高くない、目はきれい。
色々だけど、全部が僕であります。
今日もこの顔と共に楽しいことをするのです。
いつもありがとう♪ (岡田)
結婚の記念に買った黒い革靴。
大切な出張には、
いつもこの靴を履いて行きます。
一度靴底が壊れてしまったのですが
修理してもらって今日まで大事に使っています。
物理的にも精神的にも、
私を支えてくれてありがとう。
そしてこれからもよろしく。(金内)
毎晩思っていることがあります。
「布団さん、毛布さん、ありがとう!」
ふわふわで、あったかくて、
一瞬で夢の中へ連れて行ってくれる、
素晴らしく、かけがえのない存在。
大好きです。 (澤田)
家の居間には、家族の写真が貼ってある。
生後間もない時の子供の写真、動物園や運動会、旅行の風景。
普段忘れているけど確かにあったあの日。
あの時の記憶の引き出しを開けてくれる写真よ
ありがとう。(田中)
仕事で留守の時、長い夏休みや日曜日、
君達のおかげで娘も寂しくなくすごせています。
玄関までお見送り、お出迎えいつもありがとう。猫達!(廿野)
「家」に感謝。
雨の日も、風の日も、僕らも護ってくれる。
嬉しい時も、喧嘩した時も、家族を温かく包み、
僕らの生長をそっと見守ってくれる「家」よ、ありがとう。(松井)
2013年2月23日土曜日
☆わたしの家庭わくわく
わたしの家族は、高1の娘と、猫が構成員です。
夫が4年前に他界するまでは、3人とニャンコでしたが。
以前、
「廿野さんは、なんでそんなに明るいの?
ご主人が亡くなっているのに、きちんと死に向かい合えているの?」
そう周りから言われるほどに、
私はいつもニコニコと明るい人でしたが、
これには理由があります。
それは、生きていること自体に、わくわくしているからです。
そこには、前提として、大切な要素があります。
それは、
“人間は死とともに、
肉体としては、無くなるけれども、
魂としては、生き通しであり、
その生命こそが、本当の人間である”
ということと、
“一見、困難と思えるような状況にあっても、その奥には実相がある。
これは、自分の実相が引き出されるチャンスの機会なのだ。”
という強い信念と、信仰があることです。
専業主婦だった私が、また社会に出られたこと、
少しですが父親役も担わせてもらっていること。
それは、私の人生の新たなステージのはじまりでした。
新しい出会い、新しいこと、知らなかったこと、すべてのことが、学びであり、
時に、なぞ解きであり、喜びであり、感謝です。
近ごろ私は、娘のために、常に家庭を楽しくしようと、心がけて、
新たに「ダジャレ」を取り入れています。
毎日、朝からワクワクします。
朝は、
「おはようございマッスルマッスル」
夕食前は、
「今日も一日、お疲れサマンサ・タバサ^^」
「なます食べよう、ナマステー^^」
(立春を過ぎたとはいえ、寒くさせてごめんなさいm(_ _)m)
わたしが明るいと、娘も喜んでいます。
(青年会中央部 廿野 憲子)
2013年2月22日金曜日
☆5文字の魔法のコトバ
今から数年前のことです。
ある時、空港で少し時間に余裕があり、
立ち寄った本屋で偶然手に取った本の中に、
ファーストクラスに乗る人は
「ありがとう」というのが口癖である
という言葉を見つけました。
ボクはその日以来、
以前にも増して「ありがとう」と言うようになりました。
ファーストクラスに乗りたいわけではありませんが・・・(笑)
人に何かしてもらったら
「ありがとう」と言うのは、当たり前ですが、
客として入ったお店でも、
店員さんに「ありがとう」と言うようになりました。
あるときこんなことに気がつきました。
それは
「ありがとう」と言うと真っ先に自分が、
嬉しくなるし、明るい気持ちになること。
さらに、「ありがとう」と言うだけではなく、
相手の目を見て、
心を込めて、
気持ちが伝わるように
言うようにすると
嬉しさも明るさも倍増、
いや3倍増になることが分かってきました。
時には相手から、
最高の笑顔を送られて、
10倍増になることもあります。
いつかファーストクラスに乗れるようになるかもしれません(笑)
冗談はさておき、
「あ・り・が・と・う」という
たった5文字のコトバがもたらす、
心の変化は決して小さなものではありません。
言う人も言われる人も
心を明るくする魔法のコトバ
「ありがとう」
を積極的に伝えようという企画が近づいています。
詳しくは、ブログに書いてみました。
↓↓↓
http://photograph.sunnyday.jp/peacemaker/?p=176
興味のある方は、
Facebookのイベントにも参加表明して下さい。
世界中で「ありがとう」が、
ドンドンと交わされる一日に
できたらステキだなと思います。
(青年会会長 大平)
2013年2月21日木曜日
☆ODEN
年に数回、泊まりで出かける事があります。
でも、猫を飼っているので、留守にできません。
そんな時は、一人暮らしをしている息子に、お留守番をお願いします。
その息子のために、いつも食事を用意しておきますが、
今回は、おでんを作ることにしました。
実は、最近あるお店から“おつゆ”を頂いて、
とても美味しかったので、その味つけで作るようになりました。
で、息子のために作るおでん。
「お店」の味付けか、それとも「我が家」の味つけか、と迷いました。
「お店」のつゆは美味しいのですが、作られた味です。
息子はきっと「我が家」のおでんの味に“ほっと”するに違いない。
やっぱり、「我が家」の味つけにしよう!
と言うことで、さっそく作りはじめました。
息子の好きなちくわの量は、いつもの2倍!
コトコト煮込んで、
「う~~ん、いい匂い!」
喜んで食べてくれるかな?
すれ違いで、息子と直接会いませんが、
息子のことを想いながら、おでんを作ることで、
とっても幸せな気持ちになりました。
さあ、お鍋は空っぽになっているかな?
(京都府南丹市 水野奈美さん)
2013年2月20日水曜日
☆人生キラキラ☆さらに幸せになる方法!
地球を、宇宙から見たことある方はいらっしゃいますか?(*^^*)
私は、地球を見たことはありません。
でも私は、地球は丸い形をしているということを、
疑ったことはありません。
“人間は神の子である”
“コトバが世界を創っている”
地球が丸いということと同じように、これは、本当のことです。
私は、ここ約2年くらい、それを実験(?)してきました。
本当に人間が神の子で、コトバが世界を創っているのであれば、
すべて、何もかも、思いのままなのではないか。
これは、実験あるのみ、と思いました。
まず私は、心の中の想いから、変えることにしました。
意識していないと、流されてしまうので、私はこういう言葉を唱えることにしました。
「私はすばらしい神の子。ついてる、嬉しい、楽しい、感謝しています、
幸せ、ありがとう、赦します」
思い出した時は、いつでもどこでも、心の中で言うようにしていました。
また、このような言葉も唱えていました。
「ほしいもの、好ましいものは、自然と集まってくる」
この言葉を唱えるようになってから、私の人生は一変しました。
目に入ってくるものすべてがありがたく、
目が覚めた時にも、「元気に起きられた、ありがたい」、
お風呂に入っている時にも、「お湯さん、温めてくれてありがとう」、
こんな言葉が、自然に出てくるようになりました。
また、心の中だけではなく、身の回りにも変化が訪れました。
ほしいと思っているもの、やりたいと思っていることが、
どんどん自分のもとにやってくるようになってきたのです。
この実験を開始してから、ほしいと思っていて頂いたものは、
冷蔵庫、ヒーター、おなべ、一眼レフカメラ、キーボードなど。
ほかにも、細かいものだとキリがないくらい、何でも手に入るようになりました。
また、私はお料理をするのが好きで、いつか自分のレシピ本を出したいなぁと、
ずっと思っていたのですが、それも、思いもよらぬ形でやってきました。
普及誌『日時計24』で、お弁当レシピの連載を頂けることになったのです。
人間は神の子。
みんな、その人にしかできない使命を頂いて、この地球上に生まれてきました。
この使命に向かってその人が歩き出すとき、何ともいえない幸福感に満ちあふれ、
やりがいのある人生になっていきます。
コトバの力を最大限に駆使し、全てに感謝しながら、
私たちは明るく楽しく力強く、
思い通りの人生を邁進していきたいですね(*^^*)!!
(青年会中央部 澤田麻衣)
2013年2月19日火曜日
☆14年も付き合えば…
私が愛用している鞄は、
高校に進学する頃に購入したもので、
かれこれ14年の付き合いである。
高校入学時、
当時の政権が“地域振興券”(商品券のようなもの)を国民に配布した。
政策としてどうであるかはともかくとして、
10代半ばの私にとっては“棚からぼた餅”のように感じられ、
わくわくしたものだった。
私はこれを使って鞄を新調した。
鞄屋に無数にレイアウトされたものの中で、
私の目に飛び込んできた一つの鞄があった。
黒い高密度ナイロン素材に、
シルバーの飾りをあしらった、
シンプルで個性のあるデザインが気に入った。
高校生の身分には少し高級品だったかもしれないが、
受験を終えた自分へ褒美を与えるような気持ちで購入した。
大学受験へ向けた厳しい受験勉強、
雨の日や雪の日の通学、
ときにはプライベートでも
よくよく考えてみると、
実に多くの時間をこの鞄と過ごしてきたことに気づく。
それから10年以上が経過した昨年、
突然ファスナーが壊れた。
もう寿命かとも思われたが、
捨てるのが惜しい気持ちが勝り、
修理に出すことにした。
戻ってきた鞄をしげしげと眺めていると、
ファスナー以外にはあまり目立った傷などは無く、
懐かしさだけでなく、
どこか新鮮な感覚を覚えるのだった。
大学時代や就職活動のときにも鞄を購入したが、
結局、この鞄が一番使いやすく、
毎日の出勤にも、出張のときにも“愛用品”となっている。
現在は、いろいろなモノが安く売られ、簡単に買い換えできる世の中だが、
時流に翻弄されず、イイものを選んで長くつかい、愛着を持つのもまたよしである。
(青年会中央部 柴田)
2013年2月18日月曜日
☆お弁当作りのアイディアは…♪
最近は「男子弁当」なんていう言葉もよく聞きますが、
手作りのお弁当には温かさが感じられ、
買ったお弁当にはない魅力を感じますね。
今年の夏からほぼ毎日、
お弁当をFacebookやpostingjoyに投稿しています。
他の人が自分のお弁当を投稿しているのに影響されて
私も投稿してみよう!と思いました。
面倒くさがりの私のことだから、
週に1~2回投稿できればいいほうだろうと思ってたら、
毎日投稿している私がいました。
楽しいヾ(@⌒―⌒@)ノと思って投稿をしているうちに、
さらに、色々なアイディアが浮かんでくるのです。
例えば、ネットでチキン南蛮の画像を見かけたとき、
「このレシピでお魚南蛮作ってみようかな」とか。
同じように、
「春巻きをお魚ミンチで作ってみよう」
「この間作ったお魚ハンバーグをチーズ焼きにしてみたらどうかな」
といった具合に。
栄養のある、美味しいお弁当を作るにはそれなりに品数も必要です。
大丈夫かな(´・_・`)って思いましたが、
ひじきやおからの煮物等、
冷凍保存しても美味しく食べられる物もあることにも気づきました。
作りすぎたら冷凍保存していざという時に動員するのです。
又、煮物は前日の夜に作るのですが、
煮ている間にストレッチしたり本を読んだり、
時間を有効利用できるのもまた楽しい(^O^)
これからもどんな知恵が浮かんでくるのか(*∩∀∩*)
ワクワク♪しています。
(島根県 尼幸代)
2013年2月17日日曜日
☆大発明!?
新しくプロジェクトを始めるにあたり、
「サクセスノート」というものを考えて、実際に作ってみました。
簡単なルールがあります。
それは、始めに「結果」を書くということです。
今回の「結果」は、プロジェクトの“成功(サクセス)”です。
次に、“成功”する「結果」を前提として、そこに到るまでの
「過程」を書いていきます。
つまり、“成功”するためのシナリオを先に書いてしまう、ということです。
執筆者は、中央部のメンバー全員。
誰かが、「こんな事やってみたい!」という企画を書くと、
他のメンバーが、その企画を実施した後の反響を書いてくれます。
それが、ことごとく効を奏していくんです。
とにかく、嬉しい「結果」が決まっているのですから、
その「過程」も嬉しいことばかりです。
プロジェクトは、小さな成功を積み重ね、
やがて大成功に繋がっていきました。
喜びが、次の喜びを呼び、どんどん拡がり、
発想が自由になると、斬新なアイディアも次々と出されました。
わずか1時間で、そのサクセスノートは完成。
なかなかの傑作です。
そして、書き終えると、不思議と自信が湧いてきました。
現在、着々とそのプロジェクトは進んでいます。
サクセスノートを書いてからでしょうか、
中央部は、何だかこれまでと雰囲気が違うように感じます。
勢いがあるというか、何と言うか、
とにかく、メンバーがそれぞれ、楽しんで仕事を進めているようです。
良い手応え。
サクセスノートが、現実となりますように。
(青年会中央部 松井 雅永)
2013年2月16日土曜日
☆フォーカシング・イリュージョン
脳科学者の茂木健一郎氏がテレビでおもしろいことを言っていました。
茂木氏は番組の出演者(女性)に、
「結婚して子供を産み、家族に囲まれて生きることが幸せか、
それともキャリアを積み、出世街道をいくのが幸せか?」
という質問をしました。
どうでしょう?皆さんも一緒に考えてみてください。
女性は、「最近は、結婚して~」の方に考えが傾いていると答えました。
私もそう思いました。
しかし、冷静に考えるとそうとは決まっていないことがわかるのです。
が、こう質問された途端に、人間の脳はどちらがより幸せかと考え、
どちらかが幸せだと考えるに至りやすいそうです。
このように、特定のポイントに、
自分が幸福になれるかどうかの分岐点があると信じてしまうことを、
「フォーカシング・イリュージョン」と呼ぶそうです。
違う例では、
「○○大学に行かないと私の人生は狂ってしまう」
「就職しないと幸せになれない」
「金持ちにならないと幸せになれない」
「経済成長しないといけない」など。
このように私たちは、ある特定の事象にフォーカスして、
イリュージョン(幻影、幻想、錯覚、幻覚)を見やすいようになっているそうです。
そして、勝手に悩む。
ならば、このフォーカシング・イリュージョンから逃れることが大事です。
茂木氏はこの方法を簡潔な言葉で表現しました。
それは「幸せだと思ったもん勝ち」で、
「今、幸せである」と思うこと、そして「根拠のない自信をもつこと」が大切だそうです。
しかしどうしたらそのような心持になれるかまでは述べませんでした。
実は、このことを生長の家では昭和五年から現在まで、発刊されている書籍の中でずっと述べてきました。
例えば、良かったことのみを日記につける「日時計日記」は、やってみると、
自分の周りにこんなにも恵みやありがたいこと、感謝すべきことがあったのか、
と気づかされ、幸福に囲まれているような気持になります。
その他にもさまざまな方法があります。
より詳しくは、私のブログに記しましたので、
http://truthtaro.blog51.fc2.com/blog-entry-13.html
よろしかったらご覧ください。
(青年会中央部 岡田慎太郎)
2013年2月15日金曜日
☆一人の決意から
皆さんこんにちは。
「一人で出来ることには限界がある。
しかし、多くの人たちによって成し遂げられた偉大な業績もまた、
一人の決意から始まる。」
今年最初に読み終えた本を閉じたとき、
こんな言葉が私の心に浮かびました。
株式会社ユーグレナ社長、出雲充さんが書いた
『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』
という本です。
食物連鎖の最下層に位置するミドリムシは、
優れたCO2吸収能力や、
59種類もの栄養素を生成する能力を持っており、
食糧問題や地球温暖化などを解決できる
可能性をもっている生物とされているのですが、
その独特の生態から実用化はほぼ不可能とされていました。
本書は、このミドリムシの実用化に人生をかけた
著者の想いがぎっしりと詰まった一冊です。
きっかけは、大学のインターンで
バングラデシュを訪れた時でした。
そこで目の当たりにした現地の食糧問題の深刻さ。
そして、帰国して程なくして知ったミドリムシの可能性。
これらが結びついて、
「バングラディッシュの子供達に
ミドリムシという魔法の食べ物を届けること」
が彼の大きな夢となります。
しかし実用化に向けた取り組みは、
想像を絶する苦難の連続でしたが、
その度に自分の気持ちを確かめながら前に進む著者と、
その姿に共感しついて行く仲間たち。
そんな彼の思いに共感した協力者が次々と現れ、
ついに実用化に成功し、昨年12月には東証一部上場を果たしました。
本書を通して、情熱を持ち続けること、
自分の思いや考えを相手に伝わるまで
伝え続けることの大切さを再確認しました。
そしてその情熱を持ち続けられるのは、
自分自身を超えた大きなもののために生きようとする志なのだと思います。
「一人の研究者として全人類の役に立つような仕事がしたかった。」
こんな言葉を自分の息子に言えるような父親でありたいと強く思います。
(青年会中央部 金内 崇幸)
2013年2月14日木曜日
☆ちょっとだけ”に挑戦しませんか?
先日、書店で『ちょっとだけ』という絵本を見つけました。
赤ちゃんのお世話で大変なママがもっと“たいへん”にならないために、
新しくお姉ちゃんになった、なっちゃんが、
我慢したり頑張ったりするお話です。
なっちゃんは、いつもママにしてもらっていた、
牛乳をグラスにつぐこと、
服のボタンをかけること、
髪をゴムで結ぶことにどんどん挑戦し、
それらに“ちょっとだけ”成功します。
ママと赤ちゃんのために我慢する、なっちゃんの頑張りは、
決して“ちょっとだけ”ではありませんね。
私はこの話を飛躍させ、話を膨らませたいと思います。
私たちが、なっちゃんのように 他の誰かのために
“ちょっとだけ”行動を起こすことは、
とても素晴らしい結果を生むのではないでしょうか。
例えば
“ちょっとだけ”
「早く家を出て町のゴミを一つ拾う」、
「厚着をしてエアコンの設定温度を一度下げる」、
「勇気を出して、お年寄りに席を譲る」…
など。
ひとりひとりが“ちょっとだけ”
心に余裕を持って他の人を思いやること。
多くの人が行えば、 大きな力となるでしょう。
そして、“ちょっとだけ”誰かのために頑張ったあなたは
いつもより心明るく 一日を過ごせるはずです。
今日のあなたの“ちょっとだけ”の行動が
誰かを、またあなた自身を、
笑顔にしたり幸せにしたりすることを願っています
(久留米市 副島 愛)
2013年2月13日水曜日
☆基本に忠実に
年末年始にかけ、
いろいろなところで、
私の耳についた言葉です。
子どものサッカー
スケート、習字・・・。
極めつけは、箱根駅伝でした。
優勝した日本体育大学は、
日常を規則正しく生活するところから見直して、
30年ぶりの優勝を勝ち取ったとのこと。
何事も基本をしっかり身につけることが大事だ
とあらためてスゴク実感しました。
私たちの生活も同じですね。
早寝早起きから始まって、
ご飯をちゃんといただく、
適度に運動する、
テレビを見過ぎないなどなど、
規則正しく生活するのが、
健康な生活を送る基本ですね。
相手の目を見て挨拶をする。
明るい表情で接する。
明るい言葉を心がける。
周囲の人と調和した生活の基本です。
分かっちゃいるけど・・・
と言いたくなるけれども、
地味だなぁなんて思ってしまうけれども、
今年は、あえてその言葉を飲み込んで、
地味だと思うのもやめて、
しっかり基本に忠実にやろうと思います。
2013年2月12日火曜日
☆本当にしたいこと。
星野道夫という人の
『旅をする木』という本の冒頭に
こんな話が書かれています。
大学在学中に、
アラスカに関する本を読み、
すっかりアラスカに魅せられた星野さん。
日本で大学を卒業し、
2年間、写真の修行をし、
いよいよアラスカへ行って、
アラスカの動物について学ぶ夢を叶えるべく
大学に入学するための
手続きを始めたところ、
英語の能力試験の点数が、
基準に達しておらず、
受付窓口で入学を断られてしまったそうです。
あなたがもし星野さんだったらどうしますか?
断られたら仕方が無いとあきらめる・・・。
それも一つの道ですが、
星野さんは、なんと学部長に直談判。
片言の英語で、
何故アラスカに来たか、
大学で何を研究しようとしているか、
それらを情熱を持って語ったそうです。
それを黙って聞いていた学部長は、
彼の情熱にすっかり心を動かされ、
その場で入学を許可したとのこと。
本当に心の底からしたいと思うことは、
誰よりも自分自身の心と体が
動かずにはいられないものなのだと思いました。
自分の心すら動かせないことに、
周囲の人が魅力を感じるはずはありません。
今年も、今日を入れてあと3日。
自分は本当に何がしたいのか?
それをあらためて問い直し、
新たな年を迎える準備を十分にしたいと思います。
2013年2月11日月曜日
☆わくわくした8年間
皆さん、こんにちは
青年会中央部の本多です。
私は8月に結婚し、
新しい環境で生活しながらお仕事をさせていただいておりましたが、
12月末をもちまして退職することになりました。
8年間在籍した青年会中央部には、
思い出がいっぱいです。
お仕事を始めた当時は、
経験も少なく、年齢も若かったので、
恐れずに新鮮な気持ちで、
いろんな事にチャレンジしました。
経験が無いから、未熟だからこそ、
いっぱいワクワクして、
いっぱいチャレンジして、
時には失敗もしたけど、
だからこそ、
いっぱい人の素晴らしさを知って、
いっぱいこのお仕事も好きになりました。
自分が行動を起こした分だけ、
ワクワクがたくさん生まれてきました。
ワクワクは自分自身が創り出すのだと、
そして、私たち一人一人には、
創り出す力があるのだと、
このお仕事を通して教えていただきました。
会社で、学校で、家庭で、それぞれの立場で、
その人にしか作れないワクワクの形が集まって、
一つの方向に心を合わせたとき、
世界も、未来も、
ワクワクする方向に変わっていくのだと思います。
これからもこの経験を忘れることなく、
今、置かれている環境の中で、
新鮮な気持ちを常に持って
ワクワクを発信していきたいと思います。
皆さん、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
2013年2月10日日曜日
☆うどんよ、ありがとう。
こんにちは。
青年会中央部の廿野(ツヅノ)です。
わが家では、子どもと一緒に、手打ちうどんを、時々作ります。
作るタイミングは、お米を買った後、数日以内。
理由は、米びつに中身を移したあとの、
空いた丈夫なビニール袋をうどん作りに使うからです。
先週は、お水の代わりに、豆乳を投入して、
手打ち豆乳うどんを作りました。
今回は、有機JASマークの入った練りゴマをたっぷり使い、
手作りゴマだれでいただきました。
コクがあって美味しかったです。
「うどんよ、ありがとう!」
子どもと時間をかけて作った食べ物は、
満足感が大きく、喜びが湧いてきます。
作る度に、さらにバージョンアップさせたい、というアイディアも湧き、
食事の際の会話も弾みます。
以前は、黙って食事を摂ることもありましたが、
ワクワクしながら、おしゃべりをして、
“食事を楽しむ”ことの素晴らしさを、
近頃、改めて実感しています。
食を通して、ワクワクできる。
生きるよろこびをも実感し、
生かされていることに心からの感謝とよろこびが、
湧き上がってくる。
今、とてもしあわせです^^
「うどんよ、ありがとう!」
2013年2月9日土曜日
☆最初に雪をさわる喜び
雪降りの朝。
ふだんよりも早く起きなければなりません。
寒いから、布団の中にできるだけ長くいたいのですが、
逆です。
雪の降ることの多い冬の方が、
早く起きる必要があります。
玄関から道までのほんの30メートルぐらいですが、
雪かきをしないと出かけられないのです。
けっこうな重労働で、
車も出さなければならない朝は、もっと大変です。
でも、大変な作業の後には、神様が辛い事ばかりでないように、
ちゃんとプレゼントを用意してくださっています。
雪かきに一息つくころ、日の出とともに、
雪が一斉にキラキラ輝きだします。
これが最高にきれいなんです。
思わず「きれい・・・」とため息が出ます。
それから、まだ誰も歩いていないまっさらの雪の上を歩く快感もたまりません。
朝、「寒っ」と震えながらも、
また最高の雪景色が見れると思うと嬉しくなって雪かきに出ます。
自然の芸術って素晴らしいなと感動します。
(京都府南丹市 水野奈美さん)
2013年2月8日金曜日
2013年2月6日水曜日
いつも二人は一緒
正しいリスクの認識を
原子力規制委員会と電力会社が、
活断層の定義や、その安全基準をどうするかについて揉めているようだ。
建設予定地の地下に断層があるか否かを調査することは当たり前のことで、
曖昧なまま54基も原発が建設されたことが信じられないのだが。
しかし、原発にダメージを与えるのは地震や津波だけはない。
地震・津波はもちろん、台風などの自然災害が大型化しているのは周知の通りであるし、
テロの危険性(ミサイルを打ち込まれる等)も否定しきれない。
素人の私でも思いつくのだから、想定外とは言えないはずだ。
想定した上で、明確な対処法がないような技術は使用してはいけないのである。
(SFK)
活断層の定義や、その安全基準をどうするかについて揉めているようだ。
建設予定地の地下に断層があるか否かを調査することは当たり前のことで、
曖昧なまま54基も原発が建設されたことが信じられないのだが。
しかし、原発にダメージを与えるのは地震や津波だけはない。
地震・津波はもちろん、台風などの自然災害が大型化しているのは周知の通りであるし、
テロの危険性(ミサイルを打ち込まれる等)も否定しきれない。
素人の私でも思いつくのだから、想定外とは言えないはずだ。
想定した上で、明確な対処法がないような技術は使用してはいけないのである。
(SFK)
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