先日、書店で『ちょっとだけ』という絵本を見つけました。
赤ちゃんのお世話で大変なママがもっと“たいへん”にならないために、
新しくお姉ちゃんになった、なっちゃんが、
我慢したり頑張ったりするお話です。
なっちゃんは、いつもママにしてもらっていた、
牛乳をグラスにつぐこと、
服のボタンをかけること、
髪をゴムで結ぶことにどんどん挑戦し、
それらに“ちょっとだけ”成功します。
ママと赤ちゃんのために我慢する、なっちゃんの頑張りは、
決して“ちょっとだけ”ではありませんね。
私はこの話を飛躍させ、話を膨らませたいと思います。
私たちが、なっちゃんのように 他の誰かのために
“ちょっとだけ”行動を起こすことは、
とても素晴らしい結果を生むのではないでしょうか。
例えば
“ちょっとだけ”
「早く家を出て町のゴミを一つ拾う」、
「厚着をしてエアコンの設定温度を一度下げる」、
「勇気を出して、お年寄りに席を譲る」…
など。
ひとりひとりが“ちょっとだけ”
心に余裕を持って他の人を思いやること。
多くの人が行えば、 大きな力となるでしょう。
そして、“ちょっとだけ”誰かのために頑張ったあなたは
いつもより心明るく 一日を過ごせるはずです。
今日のあなたの“ちょっとだけ”の行動が
誰かを、またあなた自身を、
笑顔にしたり幸せにしたりすることを願っています
(久留米市 副島 愛)
0 件のコメント:
コメントを投稿