2012年10月31日水曜日

☆チャレンジ精神あふれる82歳

こんにちは。
青年会中央部の岡田慎太郎です。

私のおばあちゃんは車いすで生活をしています。
しかし、心はいつもワクワク。
衰えない好奇心とチャレンジ精神がその要因です。

82歳になりましたが、携帯電話を自在に操ります。
今年、私の誕生日にはお祝いのメール届きましたが、
絵文字とデコメを織り混ぜて、それは見事なものでした。

おばあちゃんが言うには、
「難しそうだけど、やってみたらできた」

そういえば、「ワープロ」という機械がまだ珍しかった頃、
いち早く購入し、せっせとエッセイや趣味の川柳をタイプしていました。
ワープロも、「やったらできた」そうです。
しかも、そのエッセイや川柳は後に本としてまとめ、自費出版しました。

そのおばあちゃんの娘、私の母も行動的です。
40歳頃から突然英会話を習い始め、現在も続けています。
話せるかどうかは定かではありませんが、
英文で誰かとメールのやりとりをしていたり、
Facebookで世界中の人と英語で交流しています。

また、母は最近、iPhoneを買いました。
使いこなせるかどうか、疑わしげに、遠巻きに見ていましたが、
素晴らしい吸収力で、あっさりと使いこなしていました。

こんな二人の血を受け継いだ私もやはり行動的に育ちました(笑)
そして、その行動の数だけ、多く学んだと思います。

できる、できないを考えるのではなく、
第一歩目は「まずやってみる」
そんな簡単なことなのかもしれませんね。

2012年10月26日金曜日

☆生命のバトン


皆さんこんにちは。
青年会中央部の金内です。

「よくぞ、私を父親として、
妻を母親として選んでくれた!」

今年3月に、子供を授かったことがわかった時の
私のよろこびの叫びです(笑)。

現在、妊娠9ヶ月目で予定日は11月中頃。

妊娠四ヶ月頃に
妻のお腹に手を当てて
初めて胎動を感じた時の、
例えようの無い胸の高鳴りは
今でも忘れられません。
日に日に大きくなっていくお腹の子供に、
絵本や、私が即興で作った物語を聞かせたり、
何かにつけて話しかけたりしていると、
胎動を通して返事をしてくれます。

そんなお腹の子供とのやり取りをするたびに
「自分が生まれてくる時にも
きっと両親はこのようにして、
私が元気に生まれてくることを、
心待ちにしてくれていたなあ」
と思います。

また、先日妻の本家のお墓へ
初めて参りに行った時のことです。

ご先祖様の前で結婚と子供を授かったことの報告と
これまでのお導きへの感謝の気持ちをお伝えすると、

「私と妻、両家のご先祖様がその時々を
懸命に生き抜いて命のバトンをつないできてくれたからこそ
今私たちの間に子供を授かることができたのだ。」

と心から思えて、
ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

「生まれてきてくれてありがとう」
この言葉を子供に伝えられる日がくるのを
わくわくしながら夫婦二人で待っています。

2012年10月21日日曜日

☆彼は突然やってくる


気を抜いていると、彼はすぐに去ってしまう。
そして、いつ私のもとへ来るかもわからない。
彼がいつ来てもいいように、日々、自分の心を整えなくてはならない。

ある日、電車に乗っているときでした。

座席が一つ空いていたので、座っていました。
私は本に夢中になっていて、つぎの駅で人が乗ってきても、
そちらに目を向けることはありませんでした。

ふと気が付くと、いつの間にか、私の目の前におばあちゃんが立っていました。

花柄の洋服を着ていて、髪の毛は白髪まじりの、70代後半くらいのおばあちゃんでした。

そう、“彼”は突然現れたのです。

“チャンス”という名の彼が。

『席をゆずらないと!』
とっさにそう思ったのですが、なぜか体が動きませんでした。

すると、私の隣に座っていた若い妊婦さんが、そのおばあちゃんに席を譲ったのです。
おばあちゃんは、とても嬉しそうでした。

私は、すごく後悔しました。
なぜ、素早く行動に移すことが出来なかったのだろう。
タイミングを逃した、というだけの理由で、譲ることができなかったのです。

それから私は、“常に自分が、誰かのお役に立てるような人間になりたい”
という思いで毎日を過ごすようになりました。

そのような思いで過ごしていたある日、また突然“彼”が現れたのです。
それは、通勤時の駅の階段でのことでした。
何も考えず、ぼーっとしながら、階段を上っていました。

ふと見ると、私の横では、お母さんと子ども(推定3歳)が手をつないで、階段をあがっているところでした。
お母さんのもう片方の手は、とても重そうなキャリーバッグを持っていました。

『荷物、上まで持ちましょうか?』

こんな言葉を、何も考えずにとっさにしゃべっている自分がいました。

『いいえ、大丈夫です(*^^*)』

お母さんは、笑顔でこう言いました。

断られたにも関わらず、私はとてもすっきりした気持ちになっていました。

チャンスは、いつやってくるかわからない。

いつでも“彼”に対応できるよう、心を常に愛で満たしていたいと思ったのでした。

2012年10月5日金曜日

自然賛歌(9)


埼玉県日高市にある曼珠沙華(彼岸花)の群生地の写真です。(オオダイラ)