2013年2月9日土曜日

☆最初に雪をさわる喜び



雪降りの朝。
ふだんよりも早く起きなければなりません。
寒いから、布団の中にできるだけ長くいたいのですが、
逆です。
雪の降ることの多い冬の方が、
早く起きる必要があります。

玄関から道までのほんの30メートルぐらいですが、
雪かきをしないと出かけられないのです。
けっこうな重労働で、
車も出さなければならない朝は、もっと大変です。

でも、大変な作業の後には、神様が辛い事ばかりでないように、
ちゃんとプレゼントを用意してくださっています。

雪かきに一息つくころ、日の出とともに、
雪が一斉にキラキラ輝きだします。
これが最高にきれいなんです。
思わず「きれい・・・」とため息が出ます。

それから、まだ誰も歩いていないまっさらの雪の上を歩く快感もたまりません。

朝、「寒っ」と震えながらも、
また最高の雪景色が見れると思うと嬉しくなって雪かきに出ます。
自然の芸術って素晴らしいなと感動します。

(京都府南丹市 水野奈美さん)

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