2012年11月9日金曜日

☆巨大な○○


青年会中央部の田中慎太郎です。

「ぎぃえぇぇぇぇ」
男性の驚きの叫び声が聞こえてきました。

先日、里山でシイタケ栽培のホダ場の整理をする
体験学習をした時のことでした。

下草を草刈ったり、
長さ1メートル程のホダ木運んだり、
組んであるホダ木の天地返しをしたりしました。


シイタケが養分を吸い取り役目を終えた
ぼろぼろになったホダ木を
一カ所に集めて土に返し、
新たなホダ木を組み上げます。

冒頭の叫び声は、ホダ木をひっくり返したときに、
裏から餃子大のナメクジが出てきたためでした。

普段はデスクワークが多く、
体を動かし汗を流す作業をするだけでも、
気持ちが良かったのですが、
森林の中で木に触れたり、
森の空気や土のにおいをかいだり、
差し込む木漏れ日の光を顔に受けたり、
自然に囲まれるなかで体験したことは
とっても気持ちの良いものでした。

自然の中のものは循環しており、
役目を終えてもゴミとはならず、次に繋がっていく。
そんな中から、恵みを頂いていると考えると、
ありがたさを感じるとともに、
自然という完成されたシステムの凄さを改めて感じました。


2012年11月8日木曜日

☆娘の将来にわくわく!


中央部の廿野(ツヅノ)です。

うちの不思議な、JK(女子高生)の娘が、
先日こう話しかけてきました。

娘「今日、先生に、筆のメンテナンスがいいって、ほめられたよ!!」

母「え?どういうこと?」

娘「私の、習字の筆、学校中でいちばんメンテナンスがいいんだって!」

母「へー。よかったね。」

娘「それだけ(- -)? クラスのみんなの筆は、カビてる人の方が多いんだよ!
○○くんは、洗わないでしまっているし(笑)
・・・私は、よく手入れをしているけどね~♪」

母「へー。使ったらよく洗っているのね。偉いね-。」


娘「違うよ、うちでも、毎日、洗っているんだよ。」

母「え゛―!!」

娘は、自分の洗顔の際、習字の筆も洗うことを習慣にしていたのだった。
いわれてみれば、娘の部屋のカーテンレールに、大筆と小筆が、
常にぶら下がっている光景を思い出した。
『そうか、あれは、そういうことだったのか。』

娘「ほら、見てよ、このしなやかさ。生きている馬のたてがみ
みたいでしょ(輝) 
良い字を書くためには、筆を整えておかないとね。」

私は、得意げな娘の姿を前に、親バカだが、
「個性的!そして、マメ!将来が楽しみだ!」
というプラスの感想を持った。

ものを大切にする。些細なことでも、喜べる。
わくわくは、身近にもあるんですね。

2012年11月7日水曜日

☆未知との遭遇


皆さん、こんにちは。
 青年会中央部の岡田です。

唐突ですが皆さんは、
イスラームにどんなイメージを持っていますか?

以前の私は申し訳ないですが、
紛争の絶えない、危ない宗教であると認識していたことがありました。

が、一冊の本(『イスラームの日常世界』 片倉もとこ著)
を読んだことにより、印象がガラリと変わったのです。

本にはムスリム(イスラム教徒)達の等身大の生活の様子が書いてありました。

例えばイスラームの義務の一つに断食「ラマダーン」があります。
私は約1ヶ月におよぶこの断食期間、ムスリムは絶食すると思っていました。
が…日の出前と日没後には、飲食が許されているそうです。
(知らなかった!)

また、ムスリムが一日五回行う礼拝もとても厳格なイメージを持っていましたが、
(大きな声では言えませんが…)たまにはサボってしまう人もいるそうです。
もちろん、何の罰も受けることはありません。
(これも知らなかった!)

さらに、女性が頭からかぶるブルカは、
女性を抑圧している面があると思い込んでいましたが、
ブルカの下には鮮やかな服を着こんでいて、
友人宅ではブルカを脱いで、皆でおしゃれを楽しんでいるそうです。

まだまだたくさんあります。
知らないことばかりです。

不思議ですが少しでも知っただけで親近感がわいてきます。

自分たちが持っている「ものさし」を捨て、
相手や未知のものを知ろうと努力することはとても大事です。
そんなとき私はたまらなく楽しくなってきます。

私もいつかはイスラーム世界を旅してみたいと思っています。

2012年11月5日月曜日

☆虫の声変わり、月夜に響く


こんにちは、本多です。

最近、『24節季72候』というもの知りました。

24節季は “立春”や“秋分”などがあり、
半月ごとの季節の移ろいを表した自然の暦です。
それをさらに約5日ごとに分けたのが72候です。
“黄鴬見睨(うぐいすなく)”や“草露白(くさのつゆしろし)”
など、聞き慣れない言葉が並びます。

この暦を知って、
同じような一日が流れていても、
どんどん季節が移ろい自然はその時期、
独特の美しさを表現しているのだと改めて感じ、
それを表現した人間の心の豊かさを感じました。

私も、その変化に気がつく心を育てたいと思い、
「虫の声変わり、月夜に響く」(虫の声が蝉から鈴虫に変わりました)
「秋の実り、スーパーに並ぶ」 
など、独自のMy72候を作っています。

ちなみに、本物の72候では、
本日は、“水始涸(みずはじめてかるる)”
田の水がなくなり、稲穂の実りの時期を表しているそうです。

皆さんの周りでは、今日はどんな自然の変化や
美しさが表れているでしょうか?

ぜひ、皆さんも“My72候”作って大自然に囲まれている
今を楽しんでみてはいかがでしょうか?

2012年11月4日日曜日

☆真心というネタ


こんにちは、柴田です。

皆さんは、自分の思いを「表現」できていますか?

小樽市に本店を構える寿司店「政寿司」は、
売上げの“横ばい”状態が続いていたそうですが、
あることを始めたことで再び売上げが上昇を始めたそうです。

それは、軒先に「ブラックボード」を置くという、極めて簡単なことでした。
ブラックボードと言えば、レストランなどで“本日のおすすめメニュー”などが
チョークやマジックで手書きされているアレです。

「政寿司」では、このブラックボードに、例えばこんな内容を書いたのです。

“先日お客様に「政寿司って、
敷居高くて入りずらいね」って言われて凹んじゃいました。
実際はそんな感じじゃなく、
あったかい気持になれる店づくりをしてるんです!
気軽にご来店ください。”

とても分かりやすく、
具体的に気持ちが表現されていますね。
こんな感じのメッセージが書かれたブラックボードが、
メッセージを書いた店長さんや板前さんの顔写真付きで、
お店の前に設置されるわけです。

どんなに美味しいお寿司も、
お店に入ってもらわなければ、
食べてもらうことはできません。

情報が溢れている現代では、
月並みな宣伝文句よりも、
こうした作り手の思いを表現することが
大切だということですね。

2012年11月2日金曜日

☆ジェットコースターに乗って3分


今回は、松井さんの、ジェットコースターについてのお話です。



ガタンゴトン、ガタンゴトン
乾いた音が、あたりに鳴り響きます。
ドクン、ドクン、
と高鳴る鼓動。
「あわわわ、待った待った!!
あ~ごめんなさい、ごめんなさい、もう降ります~」

ビューン!!ガガガ~!!

「ヒェ~!!」

先日、家族で遊園地に遊びに行ったときのことです。
ジェットコースターがあったので、折角なので乗ってみました。
息子は身長制限で乗れなかったので、乗ったのは僕だけ。
「お父さん、いってらっしゃ~い!!」
妻と息子が手を振って見送ってくれました。

ビューン!!ガガガ~!!
「ヒェ~!!助けて~!!」
「あわわわ、わ~い最高!!?」

初めは、必死でベルトに捕まって、抵抗してみるのですが、
次第に開き直って、すべてを任ようという気持ちになると、楽しむことができました。
ジェットコースターはどんなスリルがあっても、最後には元の場所に帰ってきて
「あ~、楽しかった!!」という結末が待っています。

私たちの日常も同じかもしれないなぁ、と思いました。
目の前のことが気に入らなくて、「あれは、嫌!」「こっちがいい!」
なんて、自分の思い通りにならないこともあるかも知れません。

どんなに大変そうに見えても、
「幸せな未来が必ず待っている!!」
目の前ことを「ハイ!」と素直に受け入れてみるとき、
意外と大変そうに見えることの中に、楽しみを見つけることができるかもしれませんね。

2012年11月1日木曜日

☆ニジュウイチ


皆さんこんにちは、大平です。

21(ニジュウイチ)というゲーム(?)を
ご存じでしょうか?

1から21までの整数を順番に3つまで取り合って、
最後の21を言わせれば勝ちという単純なゲームです。

例えば、
A:「1・2・3」
B:「4」
A:「5」
   ・
   ・
   ・
B:「20」
A:「うっ」(あっ負けた…)

と言った具合なのですが…

このゲームは、
ごく単純なあることに気がつくと
先攻か後攻かが勝負の
すべてであると分かってしまいます。

僕らの日常生活でも、
なんだか複雑に考えすぎてしまって、
物事を難しくしていることが
あるのではないでしょうか?

しあわせはどこだ?
と血眼になって探すなんて言うのも、
これととても似ているかもしれません。

いかがですか?
あなたの目の前のその課題、
スゴくシンプルに解決する方法が
ごく身近にあるかもしれません。