自宅近くの目黒川に出てみると、
桜を目当ての人達が川沿いを散歩していた。
犬を連れている人
カップルでお弁当を拡げている人
缶ビールを片手に、楽しそうに歩いている人
撮影スポットを見つけては、
嬉しそうに写真を撮っている人
こうして眺めてみると、
桜が人々に愛されているのがとても伝わってきた。
一年のうち、わずかな期間に咲くこの花に、
どれだけの人が、癒やされているのだろう。
きっと、それぞれの人の中に桜にまつわるエピソードが
あるのだろうと思った。
私にとってのエピソードは、今から14年も前になるが、
ちょうど桜が散り始める頃に挙げた、結婚式のことだ。
あの日の、披露宴の会場の窓辺から見えた、桜吹雪を想い出す。
それとともに、皆に祝福され、
新たなスタートをきったことが思い起こされる。
今では、二人だった家族も五人になり、
住む場所も、仕事も変わっていったが、
いつも家族と多くの人に支えられ、これまで歩んで来られたのだ。
そんな大切なことを思い出させてくれる桜よ、
ありがとう。
(青年会中央部 田中慎太郎)
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