2013年3月24日日曜日

☆やる気スイッチ


かねてより友人から勧められていた、
巷で話題の「ビブリオバトル」なるものに参戦しました。

「ビブリオバトル」とは、
エントリーした複数のプレゼンテーター(発表する人)が、
各々が読んだことのある本について、5分間でプレゼンを行い、
それを聴いたオーディエンス(聴衆)からの投票によって順位付けをする。
というものです。

オーディエンスにどれだけ
“読みたい”と思わせるかが鍵です。

人前で話す機会を度々いただく私ですが、
全く初対面の人ばかりを相手に、
5分という短い時間でプレゼンするのは初めてでした。

プレゼンテーターの皆さんは、
弁護士や起業家、大学生など、
バラエティーに富んだメンバーでした。
自ら読書会を主催する強者もいました。

プレゼンはあっという間に終わり、
伝えようと思った内容の半分も話すことでができずに悔やむ一方で、
オーディエンスのリアクションから、少なからぬ手応えを感じたのでした。

結果は………優勝!
と言いたいことろですが、残念ながら入賞すらできませんでした。
ところが、一人の男性が近づいて来て、
「あなたのプレゼンが一番よかったよ」と感想を言ってくれました。

期待した結果とならなかったことに
自己嫌悪に陥りかけていた気持ちが、
その一言で完全に吹っ飛びました。

いかなるプレゼンも、
受け取る人の関心などによって感じ方が違うものだと再確認するとともに、
自分の話を客観的に評価してもらうことで、
私の“プレゼン熱”に火が付いたのでした。

時にはこうして異なるフィールドの方々と交流することが、
己を知り、やる気にスイッチを入れるきっけとなるのかもしれませんね。

(青年会中央部 柴田 忠洋)

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