2013年3月14日木曜日

☆よろこび探し日記


〇月×日(△)
・今朝、早く目が覚めて、時間を有効に使うことができた。
・今日作ったお弁当がとてもおいしかった。
・〇〇さんの笑顔に癒やされた。ありがとうございます。

生長の家には、『日時計日記』という日記があります。
普通の日記と違う点は、ただ、その日あったことを書くのではなく、
物事の良いことだけに着眼点を置いて書くところです。

善いこと・幸せなことは、
当たり前だと思っている日常の中に、たくさんちりばめられています。

先日、インフルエンザにかかり、文字通り、一週間寝込みました。
インフルエンザの菌は、のどで繁殖するらしく、とにかく咳が出るのです。
咳のしすぎで腰に負担がかかり、ある日気づいたら、
ぎっくり腰のような状態になってしまいました。

あまりの激痛と、インフルエンザの熱とで、体はぼろぼろ状態。
ここまでつらかった経験は、未だかつて味わったことがありません。
何をするにも、腰に痛みが走るのです。

咳をするときにも、布団から起き上がる時にも、リンゴをすり下ろすときにも、
少し、寝返りを打つときにも。
寝込んでいた一週間の間、お風呂に入ることは欠かさなかったのですが、
髪の毛を洗うときは、本当に生きた心地がしませんでした。

インフルエンザが快方に向かい、元気になってから、
そのとき寝ながら書いた日時計日記を読んでいたら、こんなことが書いてありました。

〇月×日(□)
今日、お風呂で、無事に髪の毛を洗うことができた。ありがたい。
□月〇日(×)
今日は、咳をするときに、腰に響かなかった。当たり前って素晴らしい。

後から読んでみると、あまりに滑稽で笑ってしまいましたが、
あの激痛がなかったら、気がつかなかった、ありがたさでした。
日時計日記を毎日つける中で、自然と、有り難いことに目がいくようになっていました。
本当の幸せは、すでに与えられています。
私たちが、そこにフォーカスするかどうか、
ただそれだけですね。

(青年会中央部 澤田 麻衣)

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