9月からお習字教室に通い始めました。
何をするにもコンピュータを使う毎日で、
字がキレイに書けることは、
ほとんど役に立たない特技になりつつある時代ですが、
あえてお習字です(笑)
やってみるとその奥深さが感じられて面白いものです。
もともと、小学生時代に、
習字教室に通っていましたし、
字には自信があったものの、
腕はすっかりさび付いてしまっていて、
通い始めて2ヶ月経ちますが、運筆(うんぴつ)が思うようにいかず、
いらいらすることばかりです。
先日も思うように書けず、
「どうしてうまく書けないのか・・・?」
そんないらだちを抱えたままの帰り道は、
もやもやした気分です。
休日の夜に、わざわざ教室に通って、
リラックスできるはずだったのに、
なんだかなぁとすっかりテンションが下がってしまいました。
そんな時、
「うまく書こうとするから、ダメなんだ…」
そんな声なき声が聞こえてきました。
そうなんです。
うまく書こうと思ってたんです。
でも、
この声に大事なことを気づかされました。
お手本をよく見て、
字をまねるのでは無く、
心を澄ませて、
お手本を書いた人の心の動きを
筆で表現するんだったなぁと思ったのです。
習字だけでなく、
あらゆることに共通しているかもしれません。
生きることすらも。
「うまく」ではなく、
心を澄ませて、
素直に、正直に、
そして、自分らしく、
精一杯やろうと決意しました。(大平会長)
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