2012年12月16日日曜日

☆心を澄まして

9月からお習字教室に通い始めました。

何をするにもコンピュータを使う毎日で、

字がキレイに書けることは、

ほとんど役に立たない特技になりつつある時代ですが、
あえてお習字です(笑)

やってみるとその奥深さが感じられて面白いものです。

もともと、小学生時代に、

習字教室に通っていましたし、

字には自信があったものの、
腕はすっかりさび付いてしまっていて、

通い始めて2ヶ月経ちますが、運筆(うんぴつ)が思うようにいかず、

いらいらすることばかりです。

先日も思うように書けず、

「どうしてうまく書けないのか・・・?」

そんないらだちを抱えたままの帰り道は、

もやもやした気分です。

休日の夜に、わざわざ教室に通って、
リラックスできるはずだったのに、
なんだかなぁとすっかりテンションが下がってしまいました。

そんな時、

「うまく書こうとするから、ダメなんだ…」

そんな声なき声が聞こえてきました。
そうなんです。

うまく書こうと思ってたんです。

でも、

この声に大事なことを気づかされました。

お手本をよく見て、

字をまねるのでは無く、
心を澄ませて、

お手本を書いた人の心の動きを

筆で表現するんだったなぁと思ったのです。

習字だけでなく、

あらゆることに共通しているかもしれません。

生きることすらも。

「うまく」ではなく、

心を澄ませて、

素直に、正直に、
そして、自分らしく、

精一杯やろうと決意しました。(大平会長)

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