2012年12月21日金曜日

☆知れば知るほど好きになる。

さくっさくっさくっさくっ。

さっさっさっさっさっ。

ざくっざくっざくっざくっざくっ・・・・。


菜っ葉がさわやかに切られていく音。

野菜が包丁にあたる、ここちよい触感。

ふわっと土のかおりが、はなの中に入ってくる。

私にとって、この時間は、なんとも言えない幸せなひとときです。

この野菜は、どっちの向きに切ったら、食感を生かせるだろう?

この野菜は、どういう調理をしたら、そのままのよさを引き出せるだろう?

わくわくしながら、野菜の良さを生かしきる方法を考えます。

野菜によっては、調理法をかえたほうが、そのものの素材の味の出方がかわります。


野菜を切っていると、時間があっという間に過ぎ去ります。

今日一日あったいろいろなことなんて、

どうでもよくなってしまうほどに。


みずみずしく、いまにも踊り出しそうなぷりぷりの野菜たち。

鉄分たっぷり、女性の味方の海藻類。

高タンパクで、すぐに体の栄養になってくれる、大豆などの豆類。

豚さんや牛さんを食べる必要もないほど、

これほどかというほどに、お肉のかわりになってくれるものが

たくさんあります。

これが、人間の本来の、自然な食生活なのかもしれません。


そのままの、自然な生活をしていると、自分が一番
喜んでいるのがわかるのです。

体も心も満足して、幸せに満たされる。

料理をつくる過程が、これほど人間に幸せな気持ちをあたえるとは、
料理を好きになるまでは、思いもしませんでした。

すこし手間はかかるけれど、

自分の手で、つくる過程を楽しみながら、

わくわくしながら、

これからも、野菜たちとの仲を深めていきたいです。(*^^*

知れば知るほど、野菜たちのことが大好きになっていきます。

自分にとってのわくわくは、本当に身近なところにあるものですね。

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