2012年7月19日木曜日

☆一日一善 

こんにちは、
青年会中央部の柴田忠洋です。

「一日一善」。
どなたでもご存知で、
聞きなれた言葉のようでもありますが、
私が心にとめている言葉の一つです。

しかし、これを実行することは必ずしも容易くはありませんね。

今回は、人を喜ばすことについて考えた出来事をご紹介します。
ある日、出張帰りのときのことです。
キャリーケースを引きずり、
ショルダーバッグを肩にかけて東京へ戻ってくると、
予報を裏切って大粒の雨が。

傘を持っていなかった私は、
最寄り駅から自宅までの決して短くはない家路を、
意を決して歩き始めました。

すると、傍を歩いていた中年の男性が
「私の家はすぐそこなので、よかったらどうぞ」と、
ご本人がさされていた傘を差しだしてくださったのです。

予想もしない出来事に一瞬驚きを覚えたものの、
不意に受け取った親切な行いにどんどん感動が溢れてきて、
嬉しい気持ちがしばらく収まりませんでした。

髪や服は雨で濡れてしまいましたが、
家に着いた時には、
爽快な気持ちで私の心は満たされていました。

決して大げさな行いでなくとも、
その行いの奥に親切な心が感じられると、
人は感動するものなのですね。

自分がされて嬉しいことは、
きっと人も同じように嬉しく感じてくれることでしょう。

今日も一日、
周囲の人のために一つ親切を実行してみようと思います。

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