宮沢賢治が書いた、「ビジテリアン大祭」の一説を紹介します。
「人類の食料は動物と植物と約半々だ。そのうち動物を食べないぢや食料は半分に減る(中略)冗談じゃありませんぜ。一体その動物は何を食つて生きてゐますか。(中略)牛や馬や羊は燕麦や牧草をたべる。そのために作った南瓜や蕪菁もたべる。ごらんなさい。人間が自分の[た]べる穀物や野菜の代りに家畜の喰べるものを作つてゐるのです。牛一頭を養ふには八エーカーの牧草地が要ります。そこに一番計算の早い小麦を作って見ませうか。十人の人の一年の食糧が毎年とれます。牛ならどうです。一年の間に肥る分左様百六十グラムの牛肉で十人の人が一年生きてゐられますか。一人一日五十グラムですよ。(中略)腹が空りはしませんか」
私たちが肉を食べない理由と一緒です。
(これだけが理由ではないですが)
この時代にこのことを書いた賢治の慧眼には恐れ入ります。
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ノーミートデーやってます。
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