2012年11月7日水曜日

☆未知との遭遇


皆さん、こんにちは。
 青年会中央部の岡田です。

唐突ですが皆さんは、
イスラームにどんなイメージを持っていますか?

以前の私は申し訳ないですが、
紛争の絶えない、危ない宗教であると認識していたことがありました。

が、一冊の本(『イスラームの日常世界』 片倉もとこ著)
を読んだことにより、印象がガラリと変わったのです。

本にはムスリム(イスラム教徒)達の等身大の生活の様子が書いてありました。

例えばイスラームの義務の一つに断食「ラマダーン」があります。
私は約1ヶ月におよぶこの断食期間、ムスリムは絶食すると思っていました。
が…日の出前と日没後には、飲食が許されているそうです。
(知らなかった!)

また、ムスリムが一日五回行う礼拝もとても厳格なイメージを持っていましたが、
(大きな声では言えませんが…)たまにはサボってしまう人もいるそうです。
もちろん、何の罰も受けることはありません。
(これも知らなかった!)

さらに、女性が頭からかぶるブルカは、
女性を抑圧している面があると思い込んでいましたが、
ブルカの下には鮮やかな服を着こんでいて、
友人宅ではブルカを脱いで、皆でおしゃれを楽しんでいるそうです。

まだまだたくさんあります。
知らないことばかりです。

不思議ですが少しでも知っただけで親近感がわいてきます。

自分たちが持っている「ものさし」を捨て、
相手や未知のものを知ろうと努力することはとても大事です。
そんなとき私はたまらなく楽しくなってきます。

私もいつかはイスラーム世界を旅してみたいと思っています。

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